つみたて投資枠の銘柄選択について

ここまで駆け足で、各投資枠の運用方針と証券会社について確定させてきました。

内容的にはこれまで新NISA関連の情報は確認しており、断片的に考えていたことを整理する作業でした。

今日はまず、つみたて投資枠の銘柄選定について考えてみます。

旧NISAの時からつみたてNISAには全く興味がなく、新NISAでも最初はやらないつもりでした。

ところが、年が明けてから何かの記事で新NISAの制度設計を担当した人の記事を読みました。

それによると、制度の趣旨は「長期」「積み立て」「分散」によって、より効率的な資産形成を目指してほしいということだそうです。

つみたて一本のほうが本来の趣旨に合っているのだが、それでは各方面の調整がつかず、現在の形に落ち着いたようです。

この記事を読んでから、「実験」としてちょっとだけつみたてしてみるのもありかなと思っていたので、今回、月1万円+αというかたちで始めて見ることにしました。

暴落がなければ、枠が埋まるまでに50年かかることになるので、最終的な実験結果を見ることはないとは思いますが、考えるアタマがあるうちは見守っていきます。

次に銘柄選択についてですが、これも従来あまりしない決め方にしてみました。

「みんなの意見は案外正しい=集合知」で決めてみようという作戦です。

多数意見についてゆくという決定方法ではなく、少数意見でも自分で考えていいと思ったほうを選ぶほうが好みで、個別株もマイナーな銘柄を選びがちなので、個人的にはちょっと変わった作戦ということになります。

具体的には、SBI証券と楽天証券が発表している、今、一番売れている投信を調べてそれを積み立てるだけです。

確認したところ、「オルカン」が件数・金額ともにトップのようです。

2023年のファンドオブザイヤーも獲得しており、まさに「みんなの意見」という感じです。ちなみに、私個人はこれまで一度も勝ったことのない銘柄で、新しい「実験」にふさわしい投信だと思います。